女子がおひとりさまで温泉旅行を楽しむ方法やコツ【計画~当日まで】
2020/05/12

おひとりさまで気ままに温泉旅行…誰に気兼ねすることなく、好きなだけゆったりした時間を堪能できる一人旅にチャレンジしてみたい…
けれど、女性一人で行くのは少し不安でなかなか実行できずにいる人もいるのではないでしょうか。
ここでは、女性が一人で温泉旅行に行き楽しむための方法(コツ・ポイント)などをお伝えしていきますよ。
女性の温泉一人旅は傷心旅行…と思われない方法
楽しんでいるオーラを演出する
昔ほどではありませんが、今でも女性が一人で温泉旅館に泊まると、微妙な空気が流れることがあります。
40歳以上だと「女性おひとりさま旅行は傷心旅行」というイメージがいまだにあるようで、そうでなかったとしても自分から気まずい雰囲気を出してしまうことも…。
そんな雰囲気にならないためには、まずチェックインの時から「楽しんでいる」「楽しみ」という雰囲気を演出しましょう。
チェックイン手続きをしている最中に「温泉楽しみです!今の時間でも入ることできますか?」なんて言ってみるのもいいですね。
たった一言ですが、和やかな雰囲気になります。
声をかけないにしても、いつも以上ににこにこするよう意識してみるだけでもだいぶ違います。
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おひとりさま歓迎の宿を選ぶ
「女性おひとりさま歓迎」を謳っている宿を予約するというのも、気まずさをなくす方法の1つです。
謳っていなくても、おひとりさま宿泊がOKな宿はたくさんありますが、あえて表記してあるところは、女性客にうれしいサービスやプランが充実している傾向にあります。
アメニティが充実していたり、かわいい浴衣が選べるなど女性のみの特典があったり、温泉の泉質が女性の悩みに効果があるものだったり、エステがあったり…女性のおひとりさまに優しい宿ですと、気まずい気持ちがもし自分の中にあったとしても、自然と気持ちもほぐれてリラックスできることでしょう。
移動をうまくする方法
時間に余裕のある計画を立てる
有名温泉地やローカルな温泉だと、宿から最寄り駅まで送迎バスを出してくれるところがあります。
しかし時間が決まっていたり、時間指定での予約が必要だったり、遅い時間はサービスがないこともあります。
事前に確認しておき、せっかくなので利用するのが賢いです。
送迎を利用する場合は、時間通りに最寄り駅に到着するように気を付けます。
そうはいっても、普段使わない電車やバスは乗り場がわかりづらいことが多いです。
乗り換えなどの時間は、トイレや、お弁当などの買い物の時間も含めて、可能であれば最低でも20分くらいの余裕を持った行動を心がけると安心です。
今はネットで、電車の時間と併せて乗り換え時間も調べられるサイトがありますから、参考にしましょう。
スマホの充電をしっかりしておく&無駄に消費しない
途中で何かハプニングがあったりで乗り遅れた場合でも、すぐにまたスマホで行き方を検索したりできるように、スマホの充電は余裕がある状態にしておくことをおすすめします。
道中、つい暇でスマホを操作してしまったりしますが、無駄につかってしまったがゆえに、充電が少なくなってしまうと、不安につながります。
今の世の中、最悪「お財布」と「スマホ」があれば、どうにかしのげることが多いですので、スマホの充電があるから大丈夫、という心の余裕はとても大切ですよ。
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いざとなったら人に聞く
Googleマップなどで確認するのも良いですが、それでもわからないとき、時間に余裕のないときなどは、迷っている暇はもったいないです。
ここは「人に聞く」という常套手段がおススメです。
駅員さんや、観光ガイドはもちろんのこと、地元の人など…親切に教えてくださる人、多いです。
駅などで人があまりいないときなんかは、もしタクシーが待っていたりするなら、乗らないにしても運転手さんにかんたんに確認してみてもいいですね。
乗らない立場なので、申し訳なさそうにして、丁寧に聞いてみてください。
また、地方のバスは乗り場だけでなく、どのバスがどの方面へ行くのかなどわかりにくいことも多々ありますよね?
どうしても自分で不安なときは乗る前に「このバス○○でとまりますか?」とバスの運転手さんに声をかけて確認するのが確実ですよ。
一人旅は、こういうことが少なからずあるでしょう。
普段以上に、人の優しさをきっと感じられるはずです。
小銭を用意しておく
一人旅に限らずですが、旅にいくときは小銭を多めに用意しておくとスムーズです。
小銭だけでなくお札も1000円札にある程度くずしておきましょう。
というのも、小銭がちょうど用意できることで時間のロスを防げることは多々あります。
バスにのる場合などは、両替機がありますが、観光地行きのバスは案外混み合ったりして、席をたって両替機のところへ行くのも、行きにくいこともあります。
また、コインロッカーを利用するとき、自動販売機を利用するときなど、小銭が必要なときって案外あります。
観光で神社に行くときなんかのお賽銭なんかもそうですね。
誰かと一緒だったら「今一万円札しかない」と言って、ひとまず小銭を貸してもらうことも可能ですが、一人だとそうはいきません。
ロッカーに荷物を入れたいのに、1万円札しかない、両替のできそうなコンビニが少し離れている…なんてこともよくあることです。
タクシーに乗る場合も、一万円札だけでそんなに遠くない場所へ乗る場合は、おつりの用意が足りずに迷惑となる場合もあります。
旅行前日に、ATMでお金をおろして一万円札しかない状態でスタートするのではなく、数日前から、意識的にお札をくずして、多めに小銭や1000円札を用意しておきましょう。
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食事の寂しさを紛らわす方法
席を指定してみる・個室や部屋食のプランを選ぶ
おひとりさま旅行に慣れていても少し「寂しいな」と思う瞬間が、食事のときです。
特に温泉宿での夕食で、個室での食事ではない場合などは、楽しそうなグループ客を見てしまうと尻込みしがちです。
宿で食事がついているプランなら、窓際や隅の席を希望すると、おひとりさまでも落ち着いて食事がしやすいです。
ネットで予約する場合の備考欄に、「食事のとき一人なので端のほうの席など目立ちにくい席にしていただけるとうれしいです」などと、書いておくと、たいていの場合は対応していただけます。
個室での食事や、部屋食が選べるのであれば、そちらを選択するのも手ですね。
食事のときに浴衣を着ていく
館内浴衣OKなら、浴衣を着ていくのがおススメです。
「私はこの温泉を楽しんでいるのよ」という雰囲気が出るので、少なくとも奇妙な目で見られなくなります。
外食の場合は、宿や観光案内所で情報をもらう
外食の場合は、女性一人でも入りやすいお店を宿や観光案内所で聞いてみます。
特にお酒が飲めるお店を探すときは助かります。
あとはカウンター席を利用すると、お店の人と話せたりするので楽しいですよ。
地元の情報をもらえたり、サービスをしてくれるかもしれません。
そして、一度おひとりさま食事を体験すると、次の食事は結構平然とお店に入れてしまうものです。
「あ、私ひとり旅に慣れてきたな」と実感するでしょう。
楽に旅行の予定を立てる方法
ツアーに参加する
1人温泉旅の不安を解消し、楽しむ方法をお伝えしてきましたが、てっとりばやく、そういう不安ポイントを解消できる方法があります。
それは、旅行会社を利用することです。
最近は「女性のおひとりさま温泉旅」などのツアープランも多数あるので、その中で自分の希望に沿ったものがあれば、それに申し込むのが簡単です。
そういうお一人様客だけを対象としたツアーは行き帰りのバスなどでは他の参加者が一緒でも、現地に着けば単独行動です。
そして1番良いところは、旅行中に困ったことがあったとき、旅行会社の担当者に連絡すれば対応してくれることです。
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旅行会社にプランを組んでもらう
もし、希望のプランがなくても大丈夫。
「この温泉地に行きたい、旅館よりホテル、露天風呂がある」などの漠然とした希望であってもいいので、旅行会社に伝えてみましょう。
その条件にあわせて、ツアーではなく個人旅行として、1番お得な値段で旅程を組んでくれます。
さらにその場で宿や旅券、レンタカー手配から、場合によっては食事の場所も予約してくれます。
旅行会社を利用するメリットは、会社独自のネットワークで宿や交通手段を押さえられる点です。
個人で予約できなかった宿でも、旅行会社を通じてなら予約可能ということも多いです。
面倒な部分は、旅行のプロにお任せしましょう。
まとめ
不安が拭えたら、あとは自由で楽しい時間が待っています。
温泉も、せっかく来たのですからたくさん入りましょう。
自分の好きなタイミングで何回でも利用でき、好きなだけ長風呂しても良いのです。
部屋に戻れば自分の部屋と同じです。
どれだけ荷物を広げても、だらしない格好で歩いても迷惑がかかりません。
眠くなったらいつ寝てもいいのです。
電車も飲食店も、おひとりさまならすぐに座れることが多いです。
観光などでも、気に入った場所は何時間いてもかまいません。
一人旅の一番の醍醐味はとにかく自由で自分だけの特別な時間を過ごすことができること。
ビジネスホテルやシティーホテルと比較すると、温泉宿は一人で宿泊するのは少しハードルが高くなるかもしれませんが少し勇気を出して、1人温泉旅行をしてみてください。
細かいテクニックはいろいろありますが、結局のところ「楽しんでいる」という様子を全面に出して過ごすことが女性ひとり旅の成功の最大のコツです。
この気持ちさえあれば、何か予定外のトラブルがあったとしても、それさえも、経験としてきっと楽しむことができるはずです。